2012-01-01から1年間の記事一覧
たまにバラエティ番組で地方ロケをしているシーンを見ますが、若手芸人が、地元の農家やお店の人(それもかなり年配の方)に「へー、そうなんだー」と、タメ口で話しているのを見かけます。 (相手はその若手芸人に敬語を使っているのに) もし本人が親しみ…
NHK BSで「ミッドウェイ海戦 敗北が語る日本の弱点」という番組を拝聴。 有名な話ですが、日本海軍はミッドウェイ島を攻める前に「図上演習」(いわゆるシュミレーション)をやっていました。しかしその演習では日本軍は敗北するという結果になってしまった…
「世界の経営学者はいま何を考えているのか」という一冊を読了。 著者はNY州立大の先生で、 「アメリカの経営学者はドラッカーを読まない」 「ハーバードビジネスレビューは学術誌ではない」 など、割とセンセーショナルな感じで始まります。 アメリカの経営…
アップルが中国のフォックスコン(台湾系の鴻海子会社)などにアウトソースしていた製造プロセスを、徐々にアメリカ国内に戻す動きをしている。 何%ぐらいなのかは不明だけが、面白い動きだと思う。パフォーマンスなのか、本質的な転換なのかは分からないが…
新宿駅のホームで、面白い光景を発見。 手前はシチズンの「xC(クロスシー)」の広告でモデルは北川景子さん。奥はセイコーの「ルキア」で武井咲さん。時期的にクリスマスだからなのか、全体の色調や構図も同じような感じので,今流行のコラボ広告かなと思い…
昨日、秋葉原UDXで開催されている「eラーニングアワード」という業界関係者向けのイベントに行って来た。 印象としては、動画配信やLMS(コース管理システム)などのインフラは、ほぼ統一されてきたということ。大手企業や大学は「Moodle」というオープンウェ…
絶対!伝わる図解 面白いほど通るプレゼン作成術(2012/11/20)池田千恵商品詳細を見る 外資系コンサルで資料作成のスペシャリストとして活躍され、その経験をベースに図解コンサルタントとして活躍される著者のノウハウが学べます。 図解のコツについて非常に…
失敗をどう活かすかという「失敗学」の研究で知られる工学院大学の畑中洋太郎教授によれば、失敗事例を共有するために企業内で使われるデータベースには、通常 「原因」「結果」「対策」 の3つしか記録されません。 例えば、新型コピー機の商談で失敗したと…
ベストセラー「採用基準」の著者でマッキンゼーの元採用担当者の伊賀さんのコラムが面白い。 伊賀さんが所属したマッキンゼーのように、コンフリクトを前向きに受け入れるカルチャーを本当に浸透できたら、組織に官僚化は起こらないだろう。でもそれを可能に…
居酒屋を経営している知り合いと、その人がオーナーをしている店に行ったときの事です。店に入ると店員がやってきて 「社長。お越し頂きましてありがとうございます!」 と大声で挨拶しました。すると私の知り合いはすぐに何かを小声で伝え、しきりにその店…
iTunesで楽曲がバラバラに変えるようになった事で「ムダなお金を使わなくなくていい」という側面はあるけど、それでいいのかなと、ふと思う事がある。 ミスチルとか、桑田佳祐さんとか完成度の高いアルバムを買って何回か聞いていると、全体としてストーリー…
ベストセラー「ストーリーとしての経営戦略」について、著者の楠木先生のコラムを発見。ご著書について読者から毎日のように「金返せ!」というニュアンスの怒りの声が届くというのは驚きだ。 その理由は「使えるスキル」が解説されていないからだという。 …
先週、「公益資本主義」について考える東京円卓会議にオーディエンスとして出席してきました。主催はアライアンスフォーラムの原丈人さん。シリコンバレーでベンチャーキャピタル(VC)として成功した方で、社会貢献とビジネスを両立している素晴らしい人です…
米大統領選はオバマが再選されましたが、このテーマについて複数の経営者と雑談をしている時に、プロテスタントとカトリックの話になりました。 アメリカ人は元々プロテスタントの国ですが、現在では全人口の73%がキリスト教。(意外に低い!)。そのうち…
遅ればせながら、拙著が日本のアマゾンでKindle版の本が買えるようになっているのを最近知りました。 楽天Koboも手元にありますが、どうも欲しい本がさっと見つからないのが不便。今後アマゾン検索で「kindle版」という表示がどんどん出てくるようになったら…
ユニクロ(FR)系のブランドを集積した店舗が銀座に出来るそうだ。 http://www.apalog.com/report/archive/883 以前「g.u.」 はユニクロの廉価版として、本家のユニクロと食い合うのではないかと懸念されていたが柳井さんによると、両ブランドはうまく住み分…
ゲーム要素をマーケティングや組織マネジメントに応用する「ゲーミフィケーション」がだんだんと熱くなってきた。 日本では何となく長い間、 「ゲーム=不真面目なもの(遊び)」 と勘違いされてきた(汚名を着せられてきた)ところがあった。 ファミコンば…
先日、駐車場の「タイムズ24」の特集番組がありましたが、企画室の方が、面白いことを言っていました。 「常に満車ですと、お客様が「いつ来ても満車だ」ということで、今度は客離れを起こしてしまうんです。ですので、必ず1、2台空いていて、いつ来てもこの…
iPS細胞の研究でノーベル賞を受賞された山中教授がインタビューで、留学先のグラッドストーン研究所所長から、成功する条件として「ビジョンとハードワーク」という言葉をもらったと語られています。 もともと治療ができない難病に研修医として直面し、何と…
NHKスペシャル「シリーズ日本新生"国際人"がニッポンを救う」 でアグネス・チャン(スタンフォード大の博士号)が面白いことを言っていった。 海外の大学では、学生が事前に勉強してきた事をみんなで教室で議論する。先生はあまりしゃべらない。最初のうちは…
アマゾンで古本が1円とか10円で販売されているのをたまに見かける。 「送料250円で送ったら損じゃないの」 と思ってしまうが、そうではない。ではどうやって儲けているのか? まずアマゾンで古本を買うと、80円のメール便で送ってることがあるので、…
武道でも華道でも、およそ”道”のつく世界の修行法として「守破離(シュハリ)」という学習プロセスが存在する。 「守」・・師匠の「型」をひたすら模倣する 「破」・・師匠の「型」を継承しつつ、その「型」を破る 「離」・・独自の道を切り拓き、新しい「型…
「ビジョナリーカンパニー」の著者コリンズがドラッカーに初対面したシーン。何となく笑顔になるし、考えさせられるエピソードですね。 本質をズバッとつくドラッカーはさすが。 (引用)「30代半ばだったコリンズは、映画『スターウォーズ』に出てくる賢人…
交渉術の典型的な手法に「Good Cop/Bad Cop」(いい警官/悪い警官)がある。 犯人を尋問するとき、悪い警官が「吐んかい!」と脅し、彼がちょっと席を外したスキに、よい警官が 「あいつを怒らすと怖いぞ。悪いようにはしないからオレの言う通りにしてくれ…
人間は社会的に求められる"ある役割"を演じているうちに、その役割の「あるべき」性格までが、自分に乗り移ってしまう現象=同化するが起こります。 これを心理学では「役割性格」と呼びます。 さらに詳しい解説はこちら。 「役割性格の打破が再発展の鍵とな…
以前、勤務先のイベントにユニクロの柳井さん(会長)が講演にいらっしゃった。講演ではかなり厳しいトーンで経営について熱く語られていたが、講演後に学生が名刺交換をするシーンがあった。 その中で、ユニクロのフリースを着ている学生を柳井さんが見つけ…
「まったく新しいものについて市場調査を行うことはできない」 (明日を支配するもの―21世紀のマネジメント革命』) ドラッカーの言う通りだと思う。 アップルのジョブズがあまり市場調査を重視せず、直観や感性を大事にしたというのも同じ理由。 ダメな会社…
映画「マネーボール」作者がプリンストン大学で行ったスピーチ”幸運のクッキーを食べないで”は、リーダーシップについて考えさせられます。 無意識が怖いんです。全文は下記リンクにて。 http://kingink.biz/archives/8492 あなたたちの前には余ったクッキー…
ユニクロ(ファーストリテイリング)の柳井さんなどが、敬愛してやまない経営コンサルタントといえば、故・一倉定(いちくらさだむ)氏だ。 その一倉氏の本の中でも、最も手に入り安いのが「一倉定の経営心得」(1999)だ。(中古でも3000円近くするが) …
メル・ギブソンが監督した映画「パッション」は、かなり生々しくて一部ショッキングだったが、非常に面白い。 まずシーンは新約聖書に沿って、イエス・キリストがユダヤ教の主流派パリサイ人につかまり、ローマ総督に差し出されるあたりから始まる。 当時の…