会社成長の5段階(ラリー・グレイナーモデル)
「部門間で対立している」「中間管理職が板挟みになっている」「優秀な人材が社内で腐っている」など、会社を巡る様々な現象について 「この問題って、どこの会社でも起こっているのでは」 と、ふと感じたことはないでしょうか。私たちは個人個人が好き勝手…
「君主論」で有名なイタリアの政治学者マキャベリはこんな言葉を残しています。 「天国へ行く最も有効な方法は、地獄へ行く道を熟知することである。」 これを組織論に当てはめれば、本当に良い組織を作るには、キレイごとや成功事例のような「光」の部分だ…
グレイナー制約成長論の四段階目です。
だんだんと権限委譲が進む中で、管理との最適なバランスを模索するのがこのステージです。 目覚ましい成果を出す現場マネージャーがあちこちで頭角を表す一方で、経営幹部の一部には、自分たちの指示を素直に聞かなくなることを懸念したり、将来の自分の地位…
社長自身のリーダーシップに加え、何人かの実務マネージャー(いわゆるNo.2)に支えられることで、会社は成長のきっかけを掴みます。会社が小さい頃はそれぞれの社員が一人何役もこなしますが、この頃から、だんだんと営業部、経理部、総務部といった役割分担…
起業家精神あふれる創業者が、志を持って新しい会社をつくるのが最初のステージです。 パナソニック創業者の松下幸之助氏をはじめ、京セラ創業者の稲盛和夫氏など、時代を作った多くの創業経営者が起業した直接の理由は、当時勤めていた会社で保守的な「上司…