大人の考える技術

若林計志が経営・MBAのフレームワークやマネジメント理論を応用しながら、ビジネス・社会問題を考察します

書籍

知らないからできる(TOC)の読書メモ

KPIの取り方の工夫は経営そのものであることがよくわかる一冊。 ▼設備稼働率をKPIとした場合 (メリット) 1)製品の原価率が下がる →固定費部分(工場設備や賃料など)が均等割になるので。 →B/S上は資産として計上される (デメリット) 2)不良在庫が増…

はじめての社内起業

遅ればせながら石川さんの著書「はじめての社内起業」を拝読。リクルートの超有名な新規事業提案制度「NewRing」の事務局に長年勤務され、ベンチャー→新規事業インキュベーターとして最前線で指導されているノウハウが満載です。 以前に石川さんにお話を聞い…

教えるスキル以上に重要な、教えられるスキル

京セラ会長の稲盛和夫さんが、1959年に京セラを起業し、まだまだ新人経営者として試行錯誤していた頃、京都で松下幸之助さんの講演を聞く機会があったそうです。 京都といえば何代も続く老舗の多い町。そこに集まった松下電器よりよほど長い歴史を持ち、…

リアルフリーのビジネス戦略【書評】

電車に載るとトリンドル玲奈さんを採用した 「ミュゼプラチナム」というエステサロンの広告をよくみかけます。 http://musee-sp.com/ 本書「リアルフリーのビジネス戦略」はその創業者である高橋仁氏が 同社を急成長させるための考えだした経営戦略を語った…

1万時間の法則と達人のサイエンス

拙著「プロ演」で「1万時間の法則」と「達人のサイエンス」を紹介しているのですが、その補足にあたる記事。 ◎「一人前になるには1万時間必要」は誤りだった! たった20時間で新たなスキルを身につけられる4つのコツ http://logmi.jp/12933 記事のタイトル…

チャイナ・ルール 不可解中国人の行動原理 (双葉新書)

妹の恩人、小林純子さんの著書「チャイナ・ルール 不可解中国人の行動原理 (双葉新書)」(2013/10/2発売)を拝読。 チャイナ・ルール 不可解中国人の行動原理 (双葉新書)(2013/10/02)小林 純子商品詳細を見る 中国関係の本を読むなら、こういう本を読まない…

大人の学びの世界に「金八先生」はいない

2011年に発刊した「プロフェッショナルを演じる仕事術」に次のように書きました。 「師匠にとって弟子を取る意味は、自分の志を継ぐ継承者を育てる事、そして同じ高みを目指して修業する"仲間"を得る事以外にありません。自分にイチイチ反論する人を説得…

信用を武器に変えるマーケティング戦略 平久保仲人

Bond-BBT MBA(ボンド大学), ニューヨーク市立大学で教鞭をとる平久保先生の最新刊。 「信用」を武器に変えるマーケティング戦略(2013/05/29)平久保 仲人商品詳細を見る いかに顧客と信頼関係を構築し、それを長期的な利益につなげていくかについて、骨太な…

本のレビューをまとめてみました

拙著「MBA流 チームが勝手に結果を出す仕組み」が発刊されてからそろそろ1ヶ月です。ありがたい事に、ネットにいろいろなレビューを書いていただいておりますので、まとめてみました(一部です) ・MBA流 チームが勝手に結果を出す仕組み【読書レビュー】 …

書評 MBA流 チームが勝手に結果を出す仕組み

書評サイト「本シェルジュ」様に拙著「MBA流 チームが勝手に結果を出す仕組み」の書評を書いていただきました!ありがたいです。 http://www.bookconcierge.info/2013/02/971/ カリスマブロガーのイケダハヤト氏が、新刊の書評を書いてくださっています。 ht…

ビジネス書のマネジメントコントロール的分類

拙著「MBA流 チームが勝手に結果を出す仕組み」で、人と組織を動かす3つのコントロールについて解説していますが、これはそのままビジネス書の分類に当てはまります。 ◎「行動コントロール」的ビジネス書 →いわゆるノウハウ系の本。具体的に行動を変化させ…

「演じること」とビジネスの関係

早大ビジネススクールの杉浦教授が<「演じる」と「働く」>ということの関係を示した「ライフロール」の考え方を紹介されていました。 ”キャリアを「クルマ」で考えるのと並ぶ、もうひとつの代表的な見方をご紹介します。それは「演劇」として捉える見方で…

絶対!伝わる図解 面白いほど通るプレゼン作成術

絶対!伝わる図解 面白いほど通るプレゼン作成術(2012/11/20)池田千恵商品詳細を見る 外資系コンサルで資料作成のスペシャリストとして活躍され、その経験をベースに図解コンサルタントとして活躍される著者のノウハウが学べます。 図解のコツについて非常に…