大人の考える技術

若林計志が経営・MBAのフレームワークやマネジメント理論を応用しながら、ビジネス・社会問題を考察します

一倉定の経営心得

ユニクロファーストリテイリング)の柳井さんなどが、敬愛してやまない経営コンサルタントといえば、故・一倉定(いちくらさだむ)氏だ。

その一倉氏の本の中でも、最も手に入り安いのが「一倉定の経営心得」(1999)だ。(中古でも3000円近くするが)

パラパラとめくってみただけでも、ぐさっとくる名言が詰まっている。

「組織というものは、いったん出来上がると、奉仕すべき対象よりも、組織それ自体の存続の方が常に優先するという危険をはらんでいる」

「責任範囲の明確化」自体が、無責任社員を作り出す。

いちいち言葉の意味が深いので、考えてしまう。

こういう本を読みながら、じっくりと自己対話するのが本当の勉強だと思う。


一倉定の経営心得一倉定の経営心得
(1999/06)
一倉 定

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