以前、勤務先のイベントにユニクロの柳井さん(会長)が講演にいらっしゃった。講演ではかなり厳しいトーンで経営について熱く語られていたが、講演後に学生が名刺交換をするシーンがあった。
その中で、ユニクロのフリースを着ている学生を柳井さんが見つけて、
「ありがとうございます。」
と、深々とお辞儀をしてお礼を言うシーンがあった。
こう言ってしまうと語弊があるが、単なる一学生に、偉大な経営者が、(パフォーマンスじゃなく)深々とお辞儀をするのだ。その学生さんも恐縮していたが、その場にいた全員が「スゴイ」と思った。
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これまでに仕事の関係上、いろいろなスゴい人に出会ったが、本当にスゴい人はみんな謙虚だった。そんな記憶があったので、下記も「やっぱりそうか」とピンときた。
▼斎藤一人さんメルマガから引用
"ウチの会社の大阪の柴村恵美子社長が東京で指圧師をやっていたときの話があるんです。
あるときに、偉そうな人が来た。
ただ、偉そうと言っても威張っている人ではないですよ。漂うムードですね。社会的地位が高そうということです。
その人が「豊田さん」というんで・・・まあトヨタの社長さんだったんですよ。
まだ恵美子社長が18歳くらいのときですからね。
「私の友達がね、お宅の会社のセンチュリーに乗っているんですよ」という話をしたら、もちろん疲れていたと思うんですけど、指圧を受けているときですからね。
それなのに、パッと起きて、そこに直立してですね、18歳の娘さんに対して「ありがとうございます」と深々と頭を下げたんです。
カッコいいでしょう。
それで、私たちの会社を10倍大きくしようよといったら、10倍威張れるということではないんです。10倍、頭を下げるところが多くなるんです。"