大人の考える技術

若林計志が経営・MBAのフレームワークやマネジメント理論を応用しながら、ビジネス・社会問題を考察します

イノベーション

洗浄後のおしりがちゃんと乾く洗浄乾燥便座

めちゃくちゃおしりが乾くのが売りの最新便座が届きました。クラウドファンディングで先行発売していた「WaterX エクストリーム」という商品なのですが、最も大きな特徴は特許取得の超強力ドライヤー機能。 ちょっと昔、洗浄便座(ウォシュレット*)メーカー…

「敵を味方にする」(マイナスをプラスにする)ビジネス発想法

ビジネスモデルを着想するときの方法で、最近面白いなあと思うは「敵を味方にする」発想。 例えば「眠気」は運転の大敵なので、自動車会社はこぞって、いかにドライバーを眠らせないかを研究している。逆に言えば、「どうすると眠くなるか」について膨大な知…

思考の垢を落とす(エキスパートの新しいアイデアへの対応力)

「アパレルの大量生産・大量廃棄問題の解決案」に関するイベントに関わっているのだけど、この業界は年間25億枚の新品が生産され、予測が外れて10億枚が廃棄されるというなかなか激しい業界。それを他業種でプラクティスを転用して解決策を検討しようと…

ビットコインを巡る仮想通貨と未来の学び方

以前にビットコインについて書かせていただいたのですが、仮想通貨とそれをベースで支える「ブロックチェーン」が来年本格的に様々な分野で存在感を高めそうです。 ▼ソニー、教育データを“ブロックチェーン”で認証管理できるシステム japan.cnet.com 中央監…

消費者の期待値を下げてがっかりさせないAI(人工知能)の「キャラ戦略」

最近、ソフトバンクのペッパー君が、ユーザーに飽きられて首をうなだれている切ない姿をたまに見かけます。マーケティング的に見れば、人の形をしている分だけ、 「人間と同じぐらい会話ができるんだろう」 という期待値を過剰に高めてしまったがために、そ…

怪しさの谷を越えた? ビットコインとエクスポネンシャル成長カーブ

ビックカメラなど26万店で今後ビットコインが普及していくというニュース。 www.nikkei.com シンギュラリティ大学で教える「エクスポネンシャル成長カーブ」で、ビットコインは2つ目のD=「deception」のステージを終えた感じになってきた。 言い換えれば「…