大人の学ぶ力

若林計志が経営・MBAのフレームワークやマネジメント理論を応用しながら、ビジネス・社会問題から何が学べるかを考察します

スリランカ

スリランカの同時爆破テロと紛争問題

昨日スリランカの8箇所で同時爆破テロが起こり、300人近くが亡くなった。2009年に内戦の終結以来、年率4−5%の成長率で、他の新興国にキャッチアップすべく頑張ってきた。 観光産業も伸びており、昨年は日本人が4万人も訪れているが、それらに水を差し…

借金トラップ回避に成功したマハティールの交渉術

スリランカやフィリピンが、資金&インフラ建設援助の名目で中国の借金トラップにはまってしまい、塗炭の苦しみにあえいでいるケースを何度かご紹介しました。 もちろんトラップといっても、無理やり「押し貸し」した訳ではなく、インフラ整備を急ぎたい新興…

まだまだ迷走するスリランカ

2009年に内戦を終了させる際の捕虜虐殺や、賄賂授受を含めて中国に傾倒しすぎて批判が強まっていたラジャパクサ大統領が失脚し、同氏の実質的子分だったシリセナが現大統領になったのは2015年の話。 スリランカは現在、中国に対する膨大な対外債務(年利6%…

結局、ご飯を食べさせるリーダーに人はついていく

ラジャパクサ前大統領時代の異常な中国傾斜から脱却したと思っていたスリランカ。2月の地方選挙で、前大統領派が勝ち、先が見えなくなった。 「理想」と「ご飯」を天秤にかけると、多くの人はご飯を食べさせてくれる親方(リーダー)になびく。何か違うと思…

スリランカをめぐるインドの巻き返し(ハンバントタ空港)

今週いかにも国際政治的なヒリヒリするニュースがありました。 「インド スリランカの国際空港の運営権めぐり協議 」(NHK) ご存知の通り、中国とインドはあまり仲が良いとは言えません。そこでお互いにいろいろな戦略を展開しているのですが、その中でよく…

借金トラップにはまったスリランカ

スリランカは武器供与を含む中国の援助により、2009年に内戦を克服したが、その後のラジャパクサ前大統領が主導した「中国債務トラップ」に見事にハマった。 日本の円借款は年利1%以下だけど、中国からの借金の年利は6%以上。なので歳入の95%が中国を含め…

スリランカの中国資本によるレバレッジ作戦

コロンボ市内の北のほうに、中国が海を埋め立てて建設を計画している 「ポートシティ計画」 がある。汚職と中国べったりだった前大統領のラジャパクサ氏時代に合意され、埋め立て地にチャイナタウンやカジノをつくるこの壮大な計画は、現職のシリセナ大統領…

スリランカの港湾整備に日本がコミット

スリランカ前大統領のジャヤワルダナ時代には中国べったりだったが、やっとその方向性の切り替えが具体的に見えてきたニュース。 現職大統領のシリセナさんもかなり癖がある人物だけど、日本にとってはいい動き。 www.nikkei.com

スリランカ 2015 from 2000

実に15年ぶりにスリランカ(コロンボ)を訪問してきました。その簡単な印象&雑感(まとめ)です。 【はじめに】 15年前はNGOスタッフとして外務省や現地のNGO、財団と連携し、当時続いていた内戦の解決の糸口を探る活動ために現地に滞在していました。…

タイの華僑に学ぶお金の流れという話

バンコク滞在中に、タイ人経営者から華僑のお金に関する話をお聞きしました。 ご飯を食べながら 「バンコクのタクシードライバーって乗車拒否する人がいますよね」 という会話をしていたのですが、タイではタクシー会社がレンタカー会社みたいになっていて、…