大人の考える技術

若林計志が経営・MBAのフレームワークやマネジメント理論を応用しながら、ビジネス・社会問題を考察します

2012-11-01から1ヶ月間の記事一覧

Eラーニングの未来:学習体験を売る

昨日、秋葉原UDXで開催されている「eラーニングアワード」という業界関係者向けのイベントに行って来た。 印象としては、動画配信やLMS(コース管理システム)などのインフラは、ほぼ統一されてきたということ。大手企業や大学は「Moodle」というオープンウェ…

絶対!伝わる図解 面白いほど通るプレゼン作成術

絶対!伝わる図解 面白いほど通るプレゼン作成術(2012/11/20)池田千恵商品詳細を見る 外資系コンサルで資料作成のスペシャリストとして活躍され、その経験をベースに図解コンサルタントとして活躍される著者のノウハウが学べます。 図解のコツについて非常に…

実践コミュニティ(COP) :よもやま話が共有できて、はじめて知識が伝わる

失敗をどう活かすかという「失敗学」の研究で知られる工学院大学の畑中洋太郎教授によれば、失敗事例を共有するために企業内で使われるデータベースには、通常 「原因」「結果」「対策」 の3つしか記録されません。 例えば、新型コピー機の商談で失敗したと…

コンフリクトを前向きに捉えるマッキンゼー

ベストセラー「採用基準」の著者でマッキンゼーの元採用担当者の伊賀さんのコラムが面白い。 伊賀さんが所属したマッキンゼーのように、コンフリクトを前向きに受け入れるカルチャーを本当に浸透できたら、組織に官僚化は起こらないだろう。でもそれを可能に…

お客さんが買っているもの

居酒屋を経営している知り合いと、その人がオーナーをしている店に行ったときの事です。店に入ると店員がやってきて 「社長。お越し頂きましてありがとうございます!」 と大声で挨拶しました。すると私の知り合いはすぐに何かを小声で伝え、しきりにその店…

iTuneの功罪

iTunesで楽曲がバラバラに変えるようになった事で「ムダなお金を使わなくなくていい」という側面はあるけど、それでいいのかなと、ふと思う事がある。 ミスチルとか、桑田佳祐さんとか完成度の高いアルバムを買って何回か聞いていると、全体としてストーリー…

ビジネススキルとビジネスセンス

ベストセラー「ストーリーとしての経営戦略」について、著者の楠木先生のコラムを発見。ご著書について読者から毎日のように「金返せ!」というニュアンスの怒りの声が届くというのは驚きだ。 その理由は「使えるスキル」が解説されていないからだという。 …

公益資本主義

先週、「公益資本主義」について考える東京円卓会議にオーディエンスとして出席してきました。主催はアライアンスフォーラムの原丈人さん。シリコンバレーでベンチャーキャピタル(VC)として成功した方で、社会貢献とビジネスを両立している素晴らしい人です…

大統領選とキリスト教

米大統領選はオバマが再選されましたが、このテーマについて複数の経営者と雑談をしている時に、プロテスタントとカトリックの話になりました。 アメリカ人は元々プロテスタントの国ですが、現在では全人口の73%がキリスト教。(意外に低い!)。そのうち…

プラットフォームを押さえたKindle

遅ればせながら、拙著が日本のアマゾンでKindle版の本が買えるようになっているのを最近知りました。 楽天Koboも手元にありますが、どうも欲しい本がさっと見つからないのが不便。今後アマゾン検索で「kindle版」という表示がどんどん出てくるようになったら…

ジーユーの柚木さんとユニクロの柳井さん

ユニクロ(FR)系のブランドを集積した店舗が銀座に出来るそうだ。 http://www.apalog.com/report/archive/883 以前「g.u.」 はユニクロの廉価版として、本家のユニクロと食い合うのではないかと懸念されていたが柳井さんによると、両ブランドはうまく住み分…