大人の考える技術

若林計志が経営・MBAのフレームワークやマネジメント理論を応用しながら、ビジネス・社会問題を考察します

「人のせいにしない」という問題解決の鉄則

仕事柄、ロジカルシンキングとか問題解決法の類には、結構触れてきたし、日々仕事でプラクティスもしているけど、最も難しいのが「人のせいにしない」という鉄則。

 

多くの場合、問題を分解していく過程で、どうしても人の問題のぶち当たる。経理がバカだとか、上司がアホだとか、どうしても人の問題になる。コロナを巡る政治のドタバタを見ていても、政治家や関係者のせいにしたくなる。

 

半沢直樹的な世界は極めてリアルなのだ。 

 

僕自身も組織における邪悪な人間の一面を嫌というほど体験したから、簡単にはこの「人のせいにする」思考から解脱できないが、いろいろな事例に関わっていると、組織システムが人間の行動をあやまった行動に駆り立てていることは一般的に言えるだろうと思う。

 

「ひとのせいにしない」問題解決がいかにできるか。

 

これはMECEとかロジックツリーみたいなテクニックというより、精神修養な気がする。

 

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