以前に大学ゼミで講演させていただいたときに、学生さんから
「就活先の会社の社長さんと、ボランティア活動と営利活動の違いについて話したんですけど、どう思いますか」
という質問を頂いた。
ドラッカーの「マネジメント」に、その答えを言っているキレのある一説を発見。(やっぱりドラッカー先生は偉大です。)
「動機づけ、特に知識労働者の動機づけは、ボランティアの動機づけと同じである。ボランティアは、まさに報酬を手にしないがゆえに、仕事そのものから満足を得なければならない。挑戦の機会が与えられなければならない。組織の使命を知り、それを最高のものとし、献身できねばならない」(「マネジメント」)
人材は育成っていう観点も重要だけど、各人の内発的な動機を邪魔しないようなマネジメントコントロールが必要なんだよね。きっと。
未来の会社ではこういう動機付けの技術が極めて重要になるはず。
マネジメント[エッセンシャル版] (2012/09/14) P F ドラッカー 商品詳細を見る |
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