大人の考える技術

若林計志が経営・MBAのフレームワークやマネジメント理論を応用しながら、ビジネス・社会問題を考察します

理由と目的で水掛け論を脱する(「ロンリのちから」より)

高校講座「ロンリのちから」が面白い。ネット動画で各回10分程度なので、ぜひお時間があるときに。

www.nhk.or.jp

 

第5回は、「水掛け論」から脱するためには、「主張」の背景にある「理由」に着目し、議論を深めることが大事というのがポイントでした。

 

もう一つ付け加えると「主張」の背景にある「理由」を聞いたときに、さらにその「理由」によって達成したい「目的」をチェックすることで、代替手段を提案するという方法もあります。図解すると下記のようになります。

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理由と目的

「主張」を崩すには、まず「理由」を検証し、その誤りを正す方法があります。

 

例えば、新しいスマホを買っても、処理が遅い原因がクラウドサービス側にある場合は、スマホ側の処理速度を上げても、結局スピードは速くなりません。(ボトルネッククラウドにあるからです)

 

もう一つは、「理由」によって実現したい「目的」を聞いて、他の方法を提示することです。例えば、仕事を早く片付けたい場合、仕事の方法そのものを変える方が良いかもしれません。

 

いずれにしろ、主張の背景にある「理由」と「目的」にフォーカスすることが、水掛け論を脱するために必要です。

 

まとめ

・手段で争うと水掛け論になる

・「手段」の背景には「理由」がある。理由の背景には「目的」がある

・「手段」を見直すには、2つの方法がある

 1)理由が正しいかチェックする

 2)目的を他の手段で達成できないか考える