論理学で「AならばB」を「A→B]と書く。これはテクニカルには「AがBを包含していますよ」ということを意味している。
例えば
「これはみかんだ」→「これは果物だ」
といえば、「みかん」という言葉の中に、「果物」が含まれている。
有名な
大前提「人間は死ぬ」
小前提「ソクラテスは人間だ」
結論「ソクラテスは死ぬ」
もこのカテゴリーである。
ややこしいのだが、因果関係も「A→B」で表すことが多い。(「もしAならば、結果としてBである」)
この場合、矢印は包含関係ではなく、Aが原因となって、Bが引き起こされているいうCause-Effect の関係を示しており、包含関係ではない。
頭の整理のためのコラムでした。