大人の考える技術

若林計志が経営・MBAのフレームワークやマネジメント理論を応用しながら、ビジネス・社会問題を考察します

1万時間の法則と達人のサイエンス

拙著「プロ演」で「1万時間の法則」と「達人のサイエンス」を紹介しているのですが、その補足にあたる記事。

◎「一人前になるには1万時間必要」は誤りだった! 

  たった20時間で新たなスキルを身につけられる4つのコツ

   http://logmi.jp/12933

記事のタイトルはややミスリーディングなのですが、超一流になるには最低1万時間の練習が必要(ただし練習の効果は10−20%ぐらいで、後は才能などが80%以上を占めます)という研究結果があり、その一方で最初の20時間ぐらいは上達が目覚ましいと言われています。

つまりそこそこのレベルなら、20時間あれば十分。そのあと「達人のサイエンス」で詳しく紹介されている「プラトー」という上達を感じられない状態が続くのですが、そこを楽しめるかどうかが、さらなる上達のポイントになります。



プロフェッショナルを演じる仕事術 (PHPビジネス新書)プロフェッショナルを演じる仕事術 (PHPビジネス新書)
(2011/10/19)
若林 計志

商品詳細を見る


達人のサイエンス―真の自己成長のために達人のサイエンス―真の自己成長のために
(1994/03)
ジョージ レナード

商品詳細を見る

▼1万時間の法則を世に知らしめた名著


天才!  成功する人々の法則天才! 成功する人々の法則
(2009/05/13)
マルコム・グラッドウェル

商品詳細を見る