プレジデントオンラインに「「大組織のスピードを上げる」米軍式4つのメソッド」という興味深い記事が載っています。
主旨としては「組織を階層型からネットワーク型に変え」「目的を共有し」「仲間意識を生み出し」「異論を受け入れる」ということで、当たり前と言えば当たり前。だけど、これを実現できている組織はほとんどありません。
みんな大事だとは分かっていますが、実際のところは依然として階層が強いし、会社が大きいほど部分最適化しているし、異論は排除されます。
マネジメントコントロール的に見れば、Action Control型から現場への権限委譲を行う Result ×People Control型に変えろという話なのですが、そのためには、そのためのキーは評価方法をがらっと変えることです。
ただし失敗すると悲惨です。上記記事の米軍の例などはうまく行っているように見えますが、実際はそうとも言えません。斬り込み隊の異名を取る海兵隊などは、もともと猛者が多いので、自由度を上げるほど歯止めが利かなくなります。(実際に沖縄などで問題起こしている兵士が誰かをみれば明らかでしょう)