大人の考える技術

若林計志が経営・MBAのフレームワークやマネジメント理論を応用しながら、ビジネス・社会問題を考察します

monacaアプリ GooglePlayConsoleで「インストール可能な端末のタイプが制限されました」のエラー

今週はずっと、monacaアプリのリリース関係で試行錯誤しています。

 

ja.monaca.io

monacaはベースにCorvodaという開発フレームワークを利用しているのですが、そのバージョンが頻繁に変わります。そしてApp StoreGoogle Playも仕様がアップデートするので、Corvodaのバージョンアップをして、アプリを改修しないと、アップデート版がリリースできないのです。

 

今回はCorvoda6.5→7.1にアップデートして改修し、そのプログラムをビルドし、そのapkをGoogle Play Consoleにアップしたらエラーが出ました。

 

インストール可能な端末のタイプが制限されました

警告:

この APK を無効にすると、アプリを新規インストールできる端末のタイプが制限されます。

ヒント:

これが意図しない変更である場合は、新しいリリースでこの APK を保持するか、現在サポートされているすべての端末を新しい APK でもサポートするようにしてください。

 

f:id:wakabayk:20190411092141p:plain

エラー画面

謎すぎるメッセージは、大抵の場合、公式サイトの説明は意味不明。

 

したがってエラーメッセージをコピペしてGoogle先生で検索します。すると多くの場合、IT向け質問サイトのQiitaかTeratailがヒットします。

 

今回はTeratailで答えが見つかりました。

 

GooglePlayConsoleにて「製品版として公開」が押せない

 

https://teratail.com/questions/116500

 

要は、Corvodaを7にすると、バージョンコードが6桁から5桁に変わってしまうため、Googleとしてはバージョンが低くなってしまうのでダメ、と判断する様子。

 

なので、Monacaのビルド設定(アプリの設定>Android>バージョンコードを指定)で、手動でバージョンコードを1桁追加する必要があるようです。

 

*現在のバージョンコードを調べる

press.monaca.io

 

 基本的にはmonacaAndroidアプリを更新リリースする人は100%直面する問題だと思うのですが、なせmonaca側が自動修正するように直しておかないのかな。できるエンジニアには常識なのかな?

 

余談ですが、iOS向けは「ビルドの環境設定」で「Xcode10.1」にしておかないと、App Storeに弾かれます。

 

monacaは月額有料サービスなのですが、すでに使えなくなったCrosswalkの説明があるなどマニュアルは古いデータが多ので、いろいろ時間がかかります。

 

ちなみに今回の改修は、プッシュ通知で利用しているGCM(Google Cloud Messeging)という仕組みが、FCM(Firebase Cloud Messeging)にアップデートされたため、対応せざるを得なくなったために行ないました。

 

どこのIT会社でもそうですが、伸びているIT会社、強いプラットフォーム会社は、現ユーザーの利便性よりも、仕様のアップデートを優先します。ユーザーは他に強力な選択肢がない限りプラットフォーマーには逆らえないので、結局ユーザーが振り回されるのだけど、これは宿命なのだろうと思います。

 

ちなみにmonacaもcordovaがどんどんアップデートするから、日本へのローカライズが間に合わないのだろうと推測。

 

やっぱりネイティブで開発した方が早いかも。

ネットでのライブ中継の選択肢

以前は、Youtubeでライブ(生中継)をするには、チャンネル登録数が***人以上、といった制約があり、結構ハードルが高かった。

 

結果として100名ぐらい向けのライブ中継(Webinar)を実施する際には、有料のZoom、Vimeo Liveを使ったり、仕事であれば「Adobe Connect」を使っていた。(Ustreamは現在廃れてしまったが。)

 

www.adobe.com

 

zoom.us

 

しかし、昨年ぐらいからYoutubeがグーンと利用のハードルを下げてきて、ほぼ誰でも使えるようになってきた。

 

 

スライド画像との連動の仕方はまだ研究中だが、YouTube Live Studio で結構なところまでできそうだ。さすがGoogle

 

参加者とのインタラクションは基本チャット。ZoomやAdobe Connectだと、参加者に挙手してもらったり、映像で参加してもらうこともできたりするが、ウェビナーではそこまで要求されることは少ない(4−5名ハードルが低いけど、大勢だと映像で出てきたくない人が多い。)

 

現時点でわかっているのは、マイクは良いものを使った方が良いこと。PCの内蔵マイクだと音がどうしてもこもってしまう。(私のマシンはMacBook Proだが、内蔵マイクで拾った音はやはりいまいちだった)

 

そこで、ビックカメラで、UBSマイクを買ってきた。3000円ぐらいだけど、音質が格段に違う!

SONY エレクトレットコンデンサーマイクロホン PC/ゲーム用 PCV80U ECM-PCV80U

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クローズドだと、Facebook LIVEなども使えると思う。

しばらくの間、いろいろやり方を研究してみよう。

 

苦労して仕事をしてきた人ほど陥る思考の罠:情熱とパワハラの間

私はかつてベンチャーに在籍していたが、当時社員が10名ぐらいだった職場では、毎日あちこちで問題が勃発し、それを力技で解決するといったことが日常茶飯事で行われていた。

 

当然ながら、私が責任者だった部門も同じような状態で、いろんなところで火を噴く問題を早期鎮火するために、ほとんど24時間臨戦態勢で働いていた。

 

時間との勝負の中で問題をやっつけるために、長時間労働になるのは仕方がなかったが、それを誰かに強要されているわけでもなく、新規事業を作っていくという仕事があまりに面白く、高いミッションと、一種の熱狂の中で働いている状態が楽しく、毎日があっという間だった。

 

しかし、そのような「ノスタルジー」を引きずったまま企業が成長すると、いろいろなところで歪みが発生する。

 

すき家」がケースがまさにそれだった。

2014年、ワンオペに代表される「ブラック企業」として世間に叩かれまくったすき家ゼンショー)の第三者委員会の報告書に、興味深い記述がある。

 

読んでみると、自分にも思い当たる節がめちゃくちゃあり、対岸の火事として読める内容ではなかった。むしろ「苦労してきた人ほど陥る思考の罠」と言ってもいいぐらいの内容だと思う。 

「 自己の成功体験にとらわれた思考・行動パターン 経営幹部は、強い使命感と超人的な長時間労働で、すき家を日本一にしたという成功体験を共有しており、部下にもそれを求めた。 経営幹部は、単に営利のみを追求しているわけではなく、「24 時間、365 日営業」の 社会インフラ提供という強い使命感をもって働いているのは紛れもない事実である。

 

しかし、この使命感は「自分たちが昼夜を問わず働いたことで今の地位を築いてきた」という自らの成功体験と不可分のものであり、そこにはすき家にとって重要なステークホ ルダーである従業員の人としての生活を尊重するという観点が欠けていた。

 

しかも、「できる社員(=自分)」を基準にした対応を世代も能力も異なる部下に求めるという無理 のあるビジネスモデルを押し通そうとした。 過去の成功体験にとらわれた経営幹部は、巨大化したすき家に対する新しい時代の社 会的要請(コンプライアンスCSR を実践して発展すること)を理解できなかった。」(P35) 

ゼンショー第三者委員会からの調査報告書(PDF)

 

まさに「パワハラ」と「情熱」は紙一重だ。

 

そもそも新事業を作るということは、多かれ少なかれ、既存の枠組みにケンカを売る要素を含む。したがって、理念的な結合の強さや使命感、スピード感を求められるのは当然だ。

 

だから、創業者や中興の祖などが設定した経営理念には、電通の「鬼十則」のような、強いワードが並ぶ。それらを

 

宗教的

 

と揶揄する声もあるが、むしろそれぐらい強い理念集団を目指したからこそ、ほとんどの会社が潰れる中で、厳しい競争をサバイブできたと言えるし、その総和として戦後の日本の復興があったとも言える。

 

しかし、オーバーシュートしすぎると、すき家のような状態に陥る。人の命に関わるような取り返しのつかないような問題も起こる(ワタミなどはその実例)。だからマネジメントに関わる人は、見て見ぬ振りはできない問題だ。

 

だが、このバランスをどう取るのかは極めて難しい。

 

ある意味「ブラック」というのは主観なので、働いている当の本人がそう感じなければ良いのかも知れない。しかし、仕事は内部・外部を含め、様々なステークホルダーとつながっている。

 

したがって誰かが巻き添えになる可能性は常にあり、全員が満足という訳には行かない。

 

もちろん、市場環境に大きな変化がなく、完全にルーティンで仕事ができるのであえば「ブラック」化するリスクは避けられるかも知れないが、そんな仕事は多くない。

 

そして「標準化」が容易な仕事ほどアウトソースされたり、RPAやAIによっていずれ置き換わる。

 

かつてはアンダーグラウンドで行われていた”バイトテロ”がSNSでバレるようになっている現在では、さらにこの動きは加速するに違いない。

 

また十分に準備していたとしても、厳しい納期とコスト要求の中で、現場で起こる不確実性を吸収しようとすれば、どこかで力技が発生するのはある程度避けがたい。

 

新規事業ともなれば、仕事の見積もり自体が難しいので、さらに難易度は上がる。

 

働き方改革」が叫ばれる中、ブラックにならない新規事業の運営には、どういう方法があるだろうか。

 

もちろん一人会社や、10数名のベンチャーであれば、全員が理念集団になるのは比較的簡単だが、組織規模が大きくなり「マネジメント」が出てくれば、必ず「すき家」のように別のレイヤーの問題が発生する。

 

いっそのこと、プロのフリーランスを結集してバーチャルカンパニーを作るとか、副業解禁で余裕と実力のある人にどんどんアウトソースするとか、そっちの方向はありそうだが。

 

この辺りをもう少し研究したい。

神様の女房の話

オフィスに置いてあった「致知」のバックナンバーを久々に読み、松下幸之助氏の妻だった、むめの夫人のエピソードを発見した。松下幸之助もすごいけど、奥さんもすごかったなんだなあと感心。

 

大正6年、幸之助さんが22歳の時に電燈会社を辞め、ソケット製造の仕事を始めます。

しかし、まったく商売が分からず、売れない日々が続きました。

嫁入り道具として持ってきた指輪や着物を質入れして事業資金を調達していましたが、それも底を突き、ある時、風呂に行くお金もなかったといいます。

「当時はお風呂代が確か2銭だったと思いますが、その2銭がなかったのです。

主人は一日中、仕事場で没頭して、体は汗だらけ、汚れてしまっているわけです。

ですからどうしてもお風呂へ入らなくてはならない。主人は手拭いを持って『これから風呂へ行くからお金を』と言うのです。

その時、私は『お風呂代がない』とは言えません。主人にそんなことで心配させるのは悪いと思って……」

この時、むめのさんは「どうも調子が悪いから一度あなたに見てもらいたいといわれている品物があるのですが」と言ったそうです。

すると、幸之助さんは手拭いを放って、その品物を触り出し、お風呂に行くことも忘れて没頭してしまったといいます。

その間、むめのさんはお湯を沸かし、幸之助さんの仕事が終わった頃に

「きょうは遅くなりましたから、お風呂に行くのをやめて、行水でもしたらどうですか。ちょうどお湯も沸いていますし、捨てるのがもったいないので……」

と言って、その場を凌いだそうです。

夫に生活のことで心配をかけてはいけない。若き日のむめのさんの健気な思いが伝わってくるエピソードです。

晩年、むめのさんは創業期のことを振り返り、このようにおっしゃっています。

「よく皆さん“ご苦労なさったでしょう”と言ってくださるのですが、私自身は少しも苦労だとは思いませんでした。

“苦労”と“難儀”とは、私は別のものだと思っています。“苦労”とは心のもちようで感ずるものだと思うのです。

ものがない、お金がないというのが苦労だといわれる方がありますが、私はこれは“難儀”だと解しています。

苦労は気分の問題であり、難儀とは別のものではないでしょうか」

  

かなり脚色はあると思うけど、NHKまんぷく」(日清チキンラーメンを作った安藤百福さんの話)をみてても同じように思う。

 

http://www.chichi.co.jp/i/index.html

 

神様の女房

神様の女房

 

 

ECサイトの勝ち方

金持ち社長によれば、ECサイトの勝ち方には3つのパターンかある。

 

 

1)質で勝つ

2)種類(量)で勝つ

3)安さで勝つ

 

ゾゾタウンは当初1の「質で勝つ」を標榜していたのだが、規模が拡大し、参加者が増えてきた時点で、2の「種類で勝つ」にスライドしていった。

 

しかし、そうなると「大勢の中から質の良いものを選ぶ」というコストをセーブしたいがためにゾゾを利用してきたユーザーを裏切る形になる。

 

また出展者も、昔は厳選した店しか入れない「セレクトショップ」の中で商売できたような感覚から、玉石混交する「ショッピングモール」での商売に変わってくる。

 

したがって、よほど目立つ施策を取らない限り、良いものでも、その他大勢の商品の中に埋もれしまい、結果的に次第に売上が下がっていってしまう。ちょうど楽天市場が陥っている状況に近いかも知れない。

 

ここでゾゾとしては打つべき戦略は

 

1)ゾゾプレミアムにして、マーケットを分ける

2)出店のハードルを改めて上げ、出展者を再度絞り込む

 

となるだろう。

天才たちに共通するもの

TBS「消えた天才」の1月3日放送は、 松井秀喜さん、松岡修造さんなどが、かつて絶対に勝てなかったライバルについて語る新春スペシャルだった。それを見ながら、

 

「天才になった人」と「天才になれなかった人」

 

を分けた共通点は何だったのだろうと考えた。番組をみる限り、天才としての実力は僅差で、しかも見方によってはライバルであった「消えた天才」の方が上回っていた。

 

talent


そして少なくとも「天才」になった一流プレーヤー自身が「あいつには敵わなかった」と語っているので、(多少思い込みがあったとしても)それなりに真実は含まれているのだとは思う。

 

ただ能力があったにも関わらず、それ開花させられた天才は一部に過ぎない。なぜか。それは外部要因、内部要因がベストなタイミングでマッチしなかったからである。

 

では、どうすれば「天才」になりえたのか?結論としては下記の3つが共通していた。

 

1)自己肯定感(自信)をつけるために十分な修行期間があった

2)厳しい練習を克服するモチベーションがあった(自分のやっている競技が好きだった)

3)運があった(タイミングが良かった)

 


1)自己肯定感(自信)をつけるために十分な修行期間があった

 

これについては松岡修造さんが現役時代に「唯一勝てなかった錦織クラスの天才」と語る辻野隆三さんのケースが参考になる。

 

10代の頃、同じテニスクラブに所属していた2人だが、辻野は松岡より早く実力を見出され、世界のトッププレーヤーの卵しか入れないアメリカの超名門クラブにスカウトされた。松岡には声がかからず悔しい思いをしたそうだ。

 

だが、名門クラブでのトレーニングは過酷だった。周囲のレベル感があまりに高すぎたために、徐々に辻野は

 

「やっぱり日本人のテニスプレーヤーは世界で通用しないんだ」

 

という考えにとらわれるようになり、ついにはプレーヤーとして挫折してしまった。一方、松岡の方は、日本で十分修行してから、海外の地味なトーナメントで徐々に出て「勝ち癖」をつけ、それに伴って実力アップさせていった。

 

もちろん「いきなりメジャー」という修行方法もあると思うし、センスを養うために、早い段階で自分の実力より高い「実戦」を経験することも大事だと思うが、(巨神兵ではないが!)早すぎる実戦投入は「戦死」を招いてしまう。辻野さんの場合は、これに当てはまる。

 

ただ、その辺りのさじ加減は、選手本人には分からないところもあり、指導者の采配が大事なところなのだろう。

 

また「良い指導者につくことが大事である」ことには間違いはないが、いつまでも偉大な指導者の元で修行し続けると、依存心が強くなってしまうとマイナス面の方が多くなる。

 

修行の原理原則である「守破離」にしたがって、どこかで「師匠を超える」ことを目指さないと、劣化コピーで終わってしまう。

 

師匠もそのことを知っていて、自分を超えさせようとする人が本当の一流なのだと思う。

 

余談になるが、自分に依存させ「自分がいないと何もできない」というマインドコントロールにかけるような宗教家チックな師匠を選んでしまったら、そこから「卒業」できなくなってしまう。(ビジネスの世界には結構これに当てはまる事例があるように思う。)

 


2)厳しい練習を克服するモチベーションがあった(自分のやっている競技が好きだった)

 

青学の箱根駅伝選手として歴代ベスト走者として名を馳せ、オリンピックを嘱望されていた出岐雄大さんが紹介されていたが、卒業後は早々にマラソンから引退している。その理由として

 

「走り続けるモチベーションが続かなかった」

 

と本人が語っていた。青学時代は原監督の

 

「今の自分をちょっとだけ越えるゴールを設定させる」

 

という指導法があまりに良かったために、競技にのめり込んでいたそうだが、中国電力で実業団選手になると、自分自身で走るモチベーションを維持することを求められるようになった。そこで「自分は走ることにそこまで没頭できない」ことに気づき、引退を決意したという。

 

それはそれで頂点を極めたからこそ気づくことで、「やったおけばよかった」という未練を残して現役を引退するより良かったんだろうなと思う。

 

逆に言えば、「天才は、まだその競技が自分にとって本当に面白いかどうか分からない時期に、とことんのめり込める(エンゲージメントできる)競技をたまたま選べたこと」にある種のラッキーさがあるし、そこに生まれつきの能力が合わさったということなのだと思う。

 


3)運があった(タイミングが良かった)

松井秀喜さんは番組で、現役時代に「打てなかった投手」として、星稜時代のチームメートでエースだった山口哲治さんの名前を挙げていた。山口さんはプロからドラフト指名がかからず、プロにはなれなかったが、そもそも松井はピッチャー志望で星稜に入学したそうだ。

 

ところが山口さんの方が投手としての実力は全然上で、松井は早々にピッチャーを諦めざるをえなくなり、打撃に専念するようになった。これが松井のメジャーリーガーとしてのキャリアを切り開くことに繋がった。(イチローも、高校(愛工大名電)時代に怪我で投手の夢を諦めたことが成功につながっている。偶然に一致だろうか。)

 

前述の松岡修造のライバルだった辻野隆三さんのケースでも、テニス界に野茂英雄のような先駆者がいたら、また展開は違っていたはずだ。錦織もタイミングが違えば、辻野隆三と同じ命運をたどっていたのかもしれない。

 

偉大な師匠に出会う、偉大なライバルに会う・・・何でもそうだが、これらは自分である程度コントロールできるものと、運を天に任せるしかないアンコントーラブルなものに分けられる。相手に実力があったとしても、必ずしもライバルになるかどうかは分からないからだ。

 

個人としては、コントロール可能なもの(コントローラブルなもの)に集中する血の滲むような努力をするしかないが、天才は絶妙なタイミングで両方を手にし飛躍している。

 

マネジメントや子育ての視点で考えるなら、上記の2つについて、ある程度のところまでは関与できると思う。しかしロケットでいうなら、それが2段ロケットぐらいまでの話で、最後は自分で大気圏を超えるしかない。

 

1)自己肯定感(自信)をつけるために十分な修行期間があった

2)厳しい練習を克服するモチベーションがあった

3)運があった(タイミングが良かった)

 

いづれにしても、運やツキが回ってきたときに、それを掴み取れるかは準備をしているかどうかに関わってくるのは間違いなさそうだ。

マックのエクセルで「'〇〇.xlsx'の一部の内容に問題が見つかりました。可能な限り内容を回復しますか?」と出るエラー

Mac (10.14.2 Mojave)で、オンライン購読版のMicrosoft Office 365 のエクセル(Excel  バージョン 16.20)を使っているが、保存したファイルを開くたびに、

 

「'〇〇.xlsx'の一部の内容に問題が見つかりました。可能な限り内容を回復しますか?」

 

という謎のエラーが出る。だいぶん前から起こっている現象だけど、いまだにMicrosoftからは修正されないようだ。なぜだろう。

 

検索したら、みんな困っているらしく、その答えが書いてあった。シンプルに言えば、文字入力を英数半角にして、何か文字を入力し、それを消してセーブすれば良い。

 

これぐらいのことだったら、なぜマイクロソフトはメーカとして対応しないのだろう?