大人の考える技術

若林計志が経営・MBAのフレームワークやマネジメント理論を応用しながら、ビジネス・社会問題を考察します

10日でやめた新人の話

ヨドバシカメラの人事の方が興味深いコラムを書かれています。

▼新入社員が退職した。(前編)from リクナビ

http://job.rikunabi.com/2015/company/blog/detail/r571700004/26/

10日で退社した新入社員の話なのですが、私はこの人事担当者の方に大変共感します。入社してみてよほどブラック企業ならすぐに辞めればいいと思いますが、これは明らかにそうではないパターンです。

個人的な想いとしては、自分に合わないこと(Comfort Zoneの外側)って案外自分を成長させてくれることが多いので、2−3年はやってみたほうがいい気がするんです。

これまで採用で結構な数の履歴書をみましたが1−2年で辞める人は、やはり同じパターンを繰り返しているケースが多いような気がします。(実際そういう人を雇用しても予想通りほとんどは数年で辞めました)

ただ最後はその人の人生ですし、それで大成功するケースもあるので、結局人生の選択はその人次第です。

ただ人事は採用コストをかけているので、インターン制度導入や、経験のあるバイト学生の優先採用などで、こういった相互のミスマッチ(理想と現実の間で発生する「リアリティショック」)が起きないようにするしかありません。