心屋仁之助(じん)さん×永松茂久さんの対談が面白かったのでメモ。
テーマはズバリ「リーダーシップ」。
だけどちょっと切り口が違う。じんさんの説明は感じ。
一人で頑張りすぎるリーダーには「リーダーというものは人を引っ張っていかなければならない」という誤った思い込みがある。
ただ「自分はだめだ。自分はそこまで魅力がない」という劣等コンプレックスを抱えながら、無理に人を引っ張っていこうとすると、周りにそれが伝わって、「本当についていっていいのか」とみんな不安になる。結果的に、なかなか人がついてこない。
実際、自分でも自分の引っ張っていこうとする方向に自信がないことに薄々気づいているので(=押し込めている「劣等コンプレックス」に気づきそうになる)、それを無理やり解消するために
「お前らは何で俺についてこなんだ!」
というパワハラまがいの極端な行動をとってしまう。結果的に周りの気持ちがさらに離れ、もっとパワハラの方向に走っていくという悪循環が起こってしまう。
じんさんも昔のこのタイプのリーダーだったそうですが・・・、なんか僕も心当たりがあるなあという感じ。(心が痛い)
で、じんざんが提案しているのが「担がれるリーダー」になること。
でも、それってどうすればいいのか?
まず重要なのは「自分は担がれるだけの人間である」という(根拠のない?!)自信を持つこと。(でないと、遠慮してしまって、担がれた瞬間に自分から神輿を降りてしまう)
これを、もっと平たくいうと「この指止まれ!」と言えること。
でも失敗したら不安だ。。。と思うのが人の常。
そういう場合は、「カッコ悪くてもいいじゃん」と明るく開き直ることだそうです。なるほど。
もちろん「この人が言っているようなことを実現させたい」と周りが思うから、担がれるっていう前提がありますが、確かにオレオレ型リーダー一辺倒じゃない方が、案外うまくいくような気がします。
ただ担がれることを勘違いして、 偉そうになると、また人が離れていくわけですが。