大人の考える技術

若林計志が経営・MBAのフレームワークやマネジメント理論を応用しながら、ビジネス・社会問題を考察します

リードタイムの短縮により予想というボトルネックを解消するのが本質

ユニクロのリードタイムについての気になる記事。

 

予想システムやAIなどを駆使しなくても、実直にバリューチェーン上のボトルネックを潰して、納期までのリードタイムを極限まで短くすれば、在庫を減らしてキャッシュフローが改善が可能になります。

 

理由は、

 

1)リードタイムが短ければ市場の動向にも機敏に反応して生産調整できる。

2)ハイシーズンにMサイズだけない、という現象を減らせるので「売り逃がし」を防げる。

 

結局予想は当たらない(=つまり予想すること自体がボトルネック)ので、当たらなくても、儲かる仕組みを作るのが今回の改革でめざすべき本質。

 

「ザ・ゴール」がそのお手本ですが、もっと詳しくは「クリスタルボール」が参考になります。

 

ザ・クリスタルボール

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ザ・ゴール ― 企業の究極の目的とは何か

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ザ・ゴール コミック版

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