大人の考える技術

若林計志が経営・MBAのフレームワークやマネジメント理論を応用しながら、ビジネス・社会問題を考察します

こんなシニア転職は失敗する(気をつけるべきこと)

シニアの転職と教育についてちょっと調べていますが、大企業で身につけたスキルを、伸び盛りのベンチャーや中小企業が求めているケースは結構あります。

 

ところが転職してすぐにクビになるケースもかなりあります。


理由は

 

ー「普通の会社では・・・」みたいな発言を連発周りに嫌われる

ー指示するだけで自分で動こうとしない

ー転職先の社長に「勝とう」とする

 

といったこと。平たく言えば「偉そう」なんです。で、半年ぐらいで切られるという訳です。

 

もちろん、本人のプライドもあるので「そんなのは向こうが悪い」と本人も思っているんですが。


もちろん人脈が重宝されてもうちょっとクビが伸びる場合もありますが、人脈紹介が一通り終わったら、用済みとなります(かつて中国や韓国企業に引き抜かれて3−4年後にクビになったエンジニアに似ているかも。。)


新人が「指示待ち人間」として批判されることは多いですが、「指示だけ人間」も困りますね。もちろん大企業の役員だと自分で全部やるわけにはいかないので、指示中心の仕事になるんですが、その切り替えがうまく行く人と、いかない人が極端に分かれるのです。

 

誰も指摘してくれないですし。


そのようなリスクのある役職定年の方々に向けて、マインドを切り替える教育システムの提案を相談されてるのですが、良いソルーションを思いつかず、考え中です。

 

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