大人の考える技術

若林計志が経営・MBAのフレームワークやマネジメント理論を応用しながら、ビジネス・社会問題を考察します

自由度が高いほど健康寿命は延びる

興味深いコラムです。要は自由が制限されている仕事をしているとストレスがたまり、それが心臓病死亡率を高めるという話。

 

経営者は意思決定に対するストレスが高いのは当然ですが、「自由度」は高いので、相対的に心臓病は起こりにくいという推測が成り立ちます。

 

biz-journal.jp

本文中にアイエンガー教授の著書の引用がありました。


ロンドン大学ユニバーシティ・カレッジのマイケル・マーモット教授が、数十年にわたって指揮している研究プロジェクト、ホワイトホール研究は、選択の自由度に対する認識が健康に大きな影響を及ぼすことを、強力に実証する」(同書より)

 

マネジメントコントロール的には、

厳しい「行動コントロール」や「結果コントロール」で自由度が制限される環境に身を置き過ぎると寿命を縮めるので、自由度の高い

 

「環境コントロール」

が中心の世界に身を置く体制を作りなさい。サラリーマンとしてそうなるためには

 

「任せられる」

 

ための信頼度の向上や、そういう環境を選べる会社ににおきなさいということになる。